COLUMNコラム

仕事の幅はアイディアで広がる! BRINGリレーコラムCase 4

仕事の幅はアイディアで広がる! BRINGリレーコラムCase 4

BRING社員による理念実現のコラム第4回。 

今回は、入社17年目、大阪拠点長を務める高田がお送りします。 

 

BIRNGでは、社内で理念実現に向けた行動指針を示しています。 

 

この連載では、社員それぞれの「理念」や「行動指針」に基づいた働きができたと感じる仕事を紹介しています。 

 

今回は、BRINGにとっての一番の危機と言われている「大手GMS経営破綻」を迎えた後、期待されていなかった部署でチャンスをアイディアで勝ち取り、ジャンルの違う仕事にも積極的にチャレンジできた経験談をお話しします。 

 


 

仕事の幅がひろがったアイディア

 


入社当時、私が配属された部署は、大手食品メーカーAの販促POPを受注していました。 

店頭に商品を並べるときに一緒に置く販促POPです。 

 

当時BRINGの主要取引先であった大手GMSは、経営破綻を迎えたとはいえ、他社のサポートをうけつつ立て直している最中。 

そのため、そちらの担当部署はいわゆる花形で、社内での売上は相変わらず社内の7割を占めていました。 

 

当時の私が担当していた大手食品メーカーAは、社内の売上でいえば5%くらい。 

花形部署と比べて規模も小さく、ハッキリ言って期待されていない部署と言っても過言ではない状態でした。 

 

 

アイディア勝負のプレゼンで新規ブランドを獲得 


 

入社した当初、私は食品メーカーの売場販促部門に配属になりました。 

大手食品メーカーAでは、5つのアイスクリームのブランドがあり、それまでは年に2回あるプレゼンで1ブランド取れれば御の字といったところでした。 

 

そのプレゼンでは、商品をどのように販促していくか、POPなど販促のアイディアを企画し、プレゼンしていきます。 

どれだけお客様の目を引けるか、世間の注目を集められるかが勝負です。 

 

立体的に見えるようなPOPを作ったり、 

LEDライトで目を引いたり、 

ホログラムのようなキラキラした素材で目を引くなど、 

とにかくアイディアを出して、比較検討してプレゼンをしました。 

アイディアを出し合う

私が入社して3ヵ月目、初めてのプレゼンがあったのですが、そのプレゼンで2ブランド獲得。

さらに次のプレゼンで3ブランド獲得と、順調にブランドを獲得し、3年目のプレゼンで5ブランド全ての獲得に成功しました! 

 

こうして、花形とは縁遠い部署で小規模スタートではありましたが、アイディア勝負で徐々に売上UPに成功しました。 

 

今回メインでお話しするのはここからの話です。 

 

 

加速する時代の変化についていく 


 

 5ブランド全て獲得できた、入社5年目。 

この頃はちょうど、弊社最大の取引先であった大手GMOがなくなり、 

変革が迫られている時代でした。 

また、時代的にも、デジタル化に拍車がかかり、商品のプロモーションにも今までと違う何かを求められる時でした。 

 

そんな時に、大手食品メーカーA社の創業90周年に何かできないかと相談を受けました。 

アイディア勝負でやってきたからこそ、「何かないか聞いてみよう」と思っていただけたのだと思います。 

このご相談をきっかけに、大手食品メーカーAの周年企画を取ることができました! 

 

実は、同じ地域の某大手有名芸能事務所Bも当時100周年を迎えており、A社とB社のコラボ企画を提案したのです。 

 

最初に言ったように、私たちはあくまでも商品のPOPを作っていた会社です。 

そんな会社が、この企画をきっかけにイベントを企画して、芸能人を手配して、企画を運営する…。 

まるで広告代理店のような、今までと全く違う仕事が始まったのです。 

 

手探りで進めた初めての企画 


 

 

このような販促POP作成だけではない、広告代理店のような仕事は初めてだったので、最初は手探り状態でした。 

社内に、経験がある先輩もいませんでしたし、とにかくやってみるしかない!という感じです。 

 

 

毎日のように芸能事務所にも通い、芸能人にも指示を出し、動画撮影の手配から現場での指示出しまで、コネもフルに使ったし、何でもやりました(笑) 

東京まで言って芸能人の仕事の合間に撮影させてもらったりとか。 

 

イベント風景

正直言って、それまで自分が芸能人と仕事するなんて思ってもいませんでしたけど、自分のアイディア次第でいろんな仕事ができるんだなと思いました。 

 

 

実際、この周年企画をきっかけに、仕事の幅が大きく広がりました。 

 

 

 

さらに、翌年も同じ芸能事務所とのコラボ企画を発案。 

大阪や東京でのイベントを企画しました。 

翌年のキャンペーン

実は、この企画は途中で担当を外れたので最後までできなかったのですが、 

これらの仕事をきっかけに、「困った時は高田に相談」みたいな空気ができて、よく企画の相談をされるようにもなりました。 

 


 

仕事を楽しく広げることはできる! 

 


 

POP作成を請け負っていた私が、広告代理店のようなイベント企画・運営など、全然違う仕事ができ、そこからさらに仕事を楽しいものに、幅を広げることができました。 

 

行動指針で言うところの、 

・チャレンジ精神 

・行動精神 

・成長視点 

これらに該当する仕事ができ、あとから規律・仕事観がついてきたのだと思います。 

 

 

これからも、印刷物だけに頼らず、いろいろな販促・企画の提案が求められます。 

ディスプレイ広告なども増え、さらに進化していく時代についていくためにも、新しい発想、チャレンジができる人材が求められるようになっていきます。 

 

私自身も、真面目なことは当たり前とした上で、チャレンジ精神や遊び心がある人、世の中や周りの人に対してワクワクさせることができる人。 

それを実行する、考え方と行動力がある人。 

こんな人と一緒に仕事をしたいと思っています。 

 

誰かの「面白い」「楽しい!」を生み出すワクワクする仕事を、できる環境で、できる仲間とやってみませんか? 

髙田 育宏

大阪本社 統括

髙田 育宏

印刷会社の営業より転職。
クライアントはメーカーから流通小売業。
業務は販促支援からイベントまで幅広く従事しています。
未だに、新しいことにチャレンジしつつ活動中!