COLUMNコラム

コミュニケーションハードルを下げるツールとしてのアバター活用法

コミュニケーションハードルを下げるツールとしてのアバター活用法

自分の替わりになってくれるイラストなどのキャラクター

 

「アバター」

 

最近、アバターを活用した接客やサービスが増えてきているのをご存じですか?

 

今回は、接客や商談・相談に相性抜群のアバターを
ビジネスで上手く活用する方法についてお話します。

 


意外と身近なアバターの存在


色々な職業のアバター

インターネットの世界では、
自分に見立てたアバター同士でコミュニケーションを取るサービスが珍しくありません。

 

 

クラウドオフィスや、アプリ内コミュニケーションでもアバターは使われています。
そして最近はオンラインゲームでも、
自分のキャラクターを作ってゲーム内で他人と交流をします。
これも実はアバターなのです。

 

 

さらに、最近YouTubeで注目されているVTuverもアバターです。
意外とアバターって身近にありますよね?

 

人じゃないから、アバターに心を開きやすい

 

オンラインゲーム界でのあるある話があります。

 

現実とゲーム内で別人のように性格が変わるという話。
多くの場合は、現実では内気で人見知りな人が、
ゲーム内ではしっかりして人望も厚かったり…という話です。

 

これ、アバターの効果がわかりやすい現象だと思いませんか?

 

アバターは、顔や身体などが見えないことで匿名性が高く、
コンプレックスを打ち消してくれたり、
仮想の自分としていられることで、リアルでは言いにくいことが言いやすくなります。

 

SNSなどでも、匿名でしか言えないことも吐き出している人が多いですよね。

 

 

また、相手もアバターであることで人と話している感覚が弱くなります。

 

だからこそ、片方がアバターの場合はもちろん、
両者がアバターである場合はより一層、
人と目を合わせることや
コミュニケーションが苦手な人でも話しやすくなるのです。

 

 

また、リアルな自分と違うからこそ、
リアル世界の知り合いには言いづらいような事も話しやすくもなります。

 

 

アバターは、現実と仮想の中間の存在。
だからこそ、人と人を繋ぐツールとして活躍してくれるのです。

 


アバターで広がるビジネスの世界


 

人の心を開きやすくするアバター。
実際にビジネスでの活用事例が増えています。

 

接客

 

アバターによる接客のメリットは、
その場にスタッフを配置する必要がないこと。
遠隔で対応ができるので、人件費の削減に繋がります。

 

また、買い物中話しかけられるのが苦手な方も多くいます。
そのため、話しかけられるのが怖くて
「店内にゆっくり滞在できない」という
リアルなスタッフを配置することによるデメリットも
アバターを配置することで解消できます。

 

ゲーム・アプリ・コミュニティー

 

人と人を繋ぐコミュニティーでも、アバターは活躍しています。
新たなコミュニティーへの参加には、
誰でも勇気が必要です。

 

 

アバターは、そんな新しい挑戦への後押しをしてくれるため、
サービスの利用者を増やすためにアバターが導入されています。
オンラインゲームやメタバースなども、
仮想空間でアバターを活用した人と人を繋ぐサービスです。

 

 

また、リモートワークなどで使用されるバーチャルオフィスにも、
アバターは利用されています。

 

 

オンラインサービス

 

コロナ渦で急速に発展したオンラインサービス。
習い事などのスクール系ビジネスも、多くのオンラインサービスが誕生しました。

 

「オンラインで普段話さない人と1対1で長時間話すのは緊張する。」

「グループでの習い事だと、誰がいるかわからないからできるだけ顔を出したくない」

 

そんな人でも習い事やスクール系サービスに入りやすいのが、
アバターを活用するメリットと言えるでしょう。

 

 


アバターは人を繋ぎ生きやすくする


 

アバターを活用することは、生きやすくし、ストレスを減らすことに繋がります。
会社で導入すれば、社員や顧客のストレス軽減に繋がり、
結果として満足度の向上が期待できるのがアバターです。

 

弊社BRINGでも、気軽にアバターを導入できるサービス ” バタラク “ を提供しています。

 

来月からは、弊社アバターサービス “ バタラク “ の導入事例もご紹介していきます。
アバターが当たり前になる未来は、すぐそこまで来ています。

 

アバターをあなたのビジネスに活かせるか、
この機会に考えてみるのもいいかもしれません。 

石川 淳

循環テクノロジー開発本部

石川 淳

グラフィックデザイン、企画プランニング業務を経て「世の中に好循環をもたらす」ためのアイデアやサービス開発に従事。「女性の健康課題」はもちろん「テクノロジー」も未知の領域である中、クリエイティブの知見を活かした発想で「新しい価値観」創りに邁進中。