BRING、50周年の変化とこれから
2025年3月3日、BRINGは50周年を迎えました。
今回は、執行役員の宮城が、50周年を迎えたBRINGの変化を振り返りながら、これからのBRINGについてお話します。
50年前というと、 日本にローソン1号店ができたり、 お菓子のハイチューが発売された年です。
災害やコロナ禍などもあり、たくさんの企業が倒産していくニュースを見てきましたが、
そんな中でこれだけ生き残ってこられたのも、日頃からお付き合いくださる皆さまのおかげです。
BRING社員を代表して、心より御礼申し上げます。
BRING、50年の変化
BRINGは、1975年に小売店支援事業をスタート。
当時は、小売店様のPOPをデザイン、印刷するPOP制作会社でした。
当時は、24時間スーパーなんてないような時代。
お正月も三が日は商店はみんなお休み。
コンビニも24時間営業ではない。
ネットショッピングもありません。
今とは全く生活様式が違いました。
昔は、今のようにネットのバナー広告やインフルエンサーなどもなく、
「店舗のPOPでいかにアピールできるか」で商品の売れ行きが変わる時代でした。
「店員さんがいなくても、目に留まり、買いたくなるようなPOP作り」
これがBRINGの仕事です。
商品とお客様の出逢いを創る仕事だとも言えます。
もちろん、2025年となった今でも、このPOP作りはBRINGの大切にしている仕事です。
しかし、時代はどんどん変化して、WEBを利用して商品を販売したり、売場でも動画を流すサイネージが活用されるようになってきました。
このように今と全く違う時代である50年前に創業して、BRINGが現代まで生き残れてこられたのは、
「BRINGが時代に合わせて変化し続けられたから」だと私は思っています。
時代と同じようにBRINGも変化する
BRINGは、POPからスタートして、現在でもPOPのお仕事を大切にしていますが、
コロナ禍で大きく世の中が変わり、DXも進めていく中で、
バタラクという遠隔接客ツールもリリースすることができました。
このバタラクを含め、現在は小売店だけではなく、メーカー様や商業施設でも、
販促や集客を目的とした企画の立案やPOPにとどまらない販促のご提案
に携わらせていただけるようになりました。
この50年で、POP制作をしていた会社が、企画やイベント運営など、
幅広い販促・集客をサポートするような会社へと変化を遂げたのです。
こういった小売業以外の業界とのお仕事は、BRINGの本質的な強みに気づくきっかけにもなりました。
それが、これからのBRINGの変化にも大きく影響していきます。
BRINGの本質は、おせっかいカンパニー
BRINGが小売業界で培ってきた知識や経験、チャレンジ精神は、他業界でも通用するのか。
数々の危機やコロナ禍を乗り越え、バタラクをはじめとするデジタルサービスのリリースや
小売業界以外での企画のお仕事などを通じて、その答えがはっきりしてきました。
我々BRINGは販促・集客サポートを得意としてきましたが、
それには、企画力に加え、課題解決力が必要で、それこそがBRINGの本質的な強みであったのです。
それもただの企画力や課題解決力ではなく、長年の小売業のお客様とのお付き合いで鍛えられた
「徹底的に企業様の課題に向き合い、解決策を考えて伴走する力」こそ、 BRINGの真価です。
小売業界で培われたこのBRINGの価値は、他業界でも必要とされ通用するものだと、今では確信しています。
我々BRING社内では、「おせっかいカンパニー」という言葉があります。
企業様ご自身も気づきにくい本質的な課題を顕在化し、一緒に目指すべきゴールに向かって走る、
そんなおせっかいなBRINGだからこそ、企業様の真のパートナーとしての地位を確立することができました。
これからのBRING
50周年を迎え、BRING社内でも「これから」を考えました。
「おせっかいカンパニーが、企画力+伴走による課題解決力を活かして何ができるか」
「これからの時代に合わせてどう変化すべきか」
そこから、これからやるべき事を考えました。
これからのBRINGは、「あらゆる角度からさまざまな店舗業態のコンディションをあげる」
そこに向けて、これまでの知見をアップデートしながら伴走していきます。
リアル店舗であれば、今まで実績がある小売業、商業施設はもちろん、
スポーツジムや飲食店など、さまざまな店舗の課題を解決していきます。
そのためにBRINGは、大学の研究室などの研究機関、専門家、さまざまなパートナーとも協力します。
・商品の価値がうまく伝わらない
・集客がうまくいかない
・人手不足で悩んでいる
・今のままではいけないから、なんとかしたい
など、店舗のさまざまな課題クリアに向けて、伴走する企業。
これがこれからのBRINGの姿です。
このコラムでも店舗に良い変化をもたらす「ストアコンディションアップ」をBRINGが考える視点から解説していきます。
店舗の目に見える課題から、潜在的な課題まで、
幅広く解決に向けて伴走できる姿をお見せしますので、これからのBRINGにご期待ください。
次回は、BRING50周年式典の様子をご紹介する予定です。
BRING社内の雰囲気も伝わるコラムになると思いますので、 こちらもお楽しみに。
店舗のお悩み、ご相談はBRINGが解決します!
・商品の価値がうまく伝わらない……
・集客がうまくいかない……
・人手不足で悩んでいる……
・今のままではいけないから、なんとかしたい……
どんなお悩みでも気軽にご相談ください。
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宮城 亮平
2006年 新卒で株式会社BRINGへ入社。
「大手流通小売業の52週の売場演出」「店舗活性化」「メーカー各社の販売促進」に携わりながら、2018年12月に立ち上げた日本初のバーチャル接客サービス「バタラク」の事業を推進。
人材不足が問題化している世の中に対して、好循環をもたらす新しい接客手法などの開発を行う。2020年からはリアルとデジタルの融合や様々な新規のビジネス活動のデザイン開発を進行。
多様な角度から考察し、店舗のコンディションをあげる次の一手をご提供することを通じて、世の中の悪循環を好循環に変えるべく活動中。