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52週カレンダーマーケット最前線 2023-2024年末年始編

52週カレンダーマーケット最前線 2023-2024年末年始編

BRING MAGAZINE -売場のミカタ-

2023-2024年末年始編

2023年末から2024年始にかけての年末年始は、コロナ5類移行後、
初の大型連休(最大11連休)。
気温も高めで、帰省・旅行・外出ニーズが一気に回復。
“久々のごちそう消費”が期待される商戦となりました。

そんな中、私たちBRINGは、
全国のスーパーマーケット11店舗を回り、売場現地での【購買行動】と【販促表現】を調査。

売上だけではわからない、「動線の良し悪し」「POPの効き」「併買の空気感」…
数字には現れない“仕掛けの成否”のリアルを掘り下げました。

 

【現場で見えた、売れる売場の条件】

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●茨城県Y店|鴨そばが主役になった年越し売場
年越しそば=鴨そば一択。関連コーナー・惣菜・精肉とクロス展開
「迎春」テーマで全館統一し、“買う理由”を明確化
▶︎ テーマと品揃えの一貫性が、“買う決断”を後押し。

●埼玉県B店|レジ前で“ついで買い”を設計した迎春売場
和牛を“仕入れ強化”し価格メリットを明示
レジ前には「赤いきつね・緑のたぬき」の大陳
買いたくなるPOPとポイント訴求で“衝動の後押し”
▶︎ 売場の“理由あるごちゃつき”が購買単価を引き上げた。

●神奈川県L店|サイズで選ばせるオードブル設計
1,000円~7,980円の“選べるおせち・オードブル”を展開
祝鯛・田作りといった定番食材は“縁起”を軸に演出
ボーナスポイントで年末需要を売切りへ誘導
▶︎ 高単価商品の“納得消費”をうまく演出した好例。

●茨城県K店|“福袋”と“福の市”で売場をイベント化
シャウエッセン福袋/干し柿ギフトなど“物語のある商品”
館内放送と合わせた“買いまわり導線”での購買促進
SNS等での露出は弱く、デジタル連動に課題も
▶︎ 店頭に来て初めてわかるワクワクを仕掛けていた。


【ポイント】

高単価商材は「選ばせる設計」で動かす
「サイズ・量・価格」で選ぶ理由をつくった売場が客単価を伸ばす

“テーマのある売場”は記憶に残る
「縁起物」や「迎春」「福」などの言葉の温度感が高い売場ほど購買率が高まる傾向

SNSと売場の“つながり”が見えにくい
InstagramやXで投稿していても、店頭と世界観がリンクしていないケースが多数

 

 

 

【こんなお悩みに効果的】

「販促やってるけど、いまいち手応えがない」
「年末年始の主力商品、なぜ売れなかったか分からない」
「SNSは回してるけど、現場と噛み合ってるか不安」

そんなときは、一度【現地のリアル】から課題を見つめ直してみませんか?

●ご支援の流れ
ヒアリング(オンライン可)
 売場テーマ、販促の目的・現状の課題を共有いただきます

店頭調査・競合比較
 売場導線/お客さまの行動観察/販促物・ツールの機能度を可視化

調査分析+改善ご提案
 「何をどう変えれば成果に繋がるか」を具体的にレポート+提案

● 「ちょっと話だけでも聞いてみたい」から、始めてOKです。
売場の“もやっと感”を、現場のリアルから一緒に言語化しましょう。

[お問い合わせはこちら]