『百聞は一見にしかず』って言いますが、
視覚からの情報量は伝聞でのそれを超えるってことですよね。
これ、逆に言ったら人ってパッと見でごまかされることもあるという。
『人は見た目で判断してはいけない』とどんなに言ったって
こうまでSNSが浸透してしまっては
聞こえてくる情報どころか目に入る情報ですら価値判断には足りない、
そんな時代ってことだと、やりもしないSNSに自分が思うことです。
ましてやその振る舞いは見え方を意識してなされているとしたら
みんな何見て(何感じて)“イイね”押すんだろ?
『時代』で言うと、ラジオを聞いてた世代です。
”聞く”んですが”聴く”タチでもあって。
興味ある人のラジオ出演を聴いてみたら何か印象が変わったことがあります。
一方で、代打のラジオ出演なのにめちゃくちゃ面白かった人をテレビで観ると
”見る”も加算されて想像を超えてきていたり。
冒頭のことわざに戻ります。
”聞く”でなく”聴く”だったらどうなんだろ?
聞こえてくる、聞かされるでなく「意志を持って聴く、自ら聴きに行く」。
ヒアリングじゃなくて、リスニング。
『百見は一聴にしかず』
Clubhouseという音声SNS、良くも悪くも話題だそうで。
”聞く”ではなく”聴く”が『魅力も左右する要素』である実証と、
B to BをしているBRINGという会社にもヒントを与える
興味深い存在になってます。
Clubhouse自体は”聴けて”いないですけども。

循環テクノロジー推進室 室長
石川 淳
2.くだらないと言われがちな動画ほど、難しく見る傾向があります。