52週カレンダーマーケット最前線2026年 母の日編
“失敗したくない”母の日へ
安心の定番訴求と、“少し新しい”提案のバランスが鍵に
店舗現場で見えた“勝ち筋”のヒント
① 関東GMS店舗
“定番+アレンジ”で安心感と特別感を両立
この店舗では、母の日定番商材を押さえながらも、
「いつもと少し違う食べ方」を提案する売場が印象的だった。
【農産】
トマトを主軸に展開。
「感謝」訴求のトマト詰め合わせギフトを販売。
メロンは、贈答用箱入りだけでなく、手頃なホールメロンも複数SKUを大量陳列し、
“特別感”と“選びやすさ”を両立していた。
【水産】
サーモンを平台一面に展開。
サーモン×トマト×モッツァレラのカプレーゼ風のサラダやお寿司を販売。
また、有頭エビにウニ・いくらを合わせた寿司も展開し、
“贅沢感”をプラスしていた。
【花売場】
アジサイが最も目立つ位置で展開されていたが、
数ではカーネーションが最も多く、
その他バラや胡蝶蘭なども幅広く取り揃えていた。
② 関東SM A店
“商品そのもの”で勝負したシンプル訴求
この店舗では、過度な販促物や複雑な併売ではなく、
“商品の魅力そのもの”を前面に出した売場づくりを行っていた。
【農産】
フルーツトマトを15SKU以上と大きく展開しており、
「感謝」の印字入りギフト箱も販売していた。
装飾は最小限に抑えながらも、質のいいトマトが大量に並び
赤一面になった売り場は迫力があった。
一方メロンは、ホール売り単品はなく、カットフルーツもしくはかご盛で展開。
マンゴーやパイナップルの方がメインで展開されていたり、
さくらんぼも量は少ないながら贈答用とパック売りで販売していたりして、
他店と差別化されていた。
【水産】
カクテルシュリンプが、「華やかなパーティー向け」「お得タイプ」など幅広く展開され、
“プラス1品のごちそう”としての存在感を高めていた。
また、今朝水揚げしたカツオを館内放送でライブ感たっぷりに訴求。
演出を最小限に抑えていたからこそ、館内放送の効果を感じた。
③ 東京SM B店
“母の日×BBQ”を両立した大容量提案
この店舗では、母の日商材を“ギフト”だけでなく、
GW終盤のBBQ需要まで含めて設計していた点が特徴的だった。
【農産】
高糖度のフルーツトマトをエンドに陳列し、
試食やオリーブオイル・酒の併売でごちそう感を演出して、
人だかりができていた。
メロンは、
■贈答用 3980円
■高価格 1999円
■中価格 1199円
■低価格 880円
と価格帯を明確に分け、
“予算に合わせて選びやすい”売場を構築していた。
【水産】
カクテルシュリンプを「パーティー向け」「家族向け」「個食向け」「手作り向け」と
用途別に細かく分け、華やかな演出で目をひいていた。
また、刺身や焼肉用和牛などメインになる商材では、
大容量を販売していたり、ポイント還元をしていたりと、
母の日にもBBQやパーティーにも対応できる商品設計がされていた。
④ 【東京SM C店】
“気分を高める演出”で母の日感を最大化
この店舗では、商品を並べるだけでなく、
“母の日を楽しみたくなる空気感”づくりが印象的だった。
【農産】
入口でトマトとアボカドを大量展開し、
春らしい彩りを演出。
さらに、ホールメロン・ホールパイナップルを大きく展開し、
メロンは品薄状態になっていた。
【水産】
カクテルシュリンプを2種類のソースから選べる仕様で展開。
エビを使ったパエリアやブイヤベースなど、
海鮮を“料理の主役”とする提案も特徴的だった。
【畜産】
■ステーキ用
■ローストビーフ用
■焼肉用
■しゃぶしゃぶ用
■味付け肉
をバランスよく展開し、
“母の日に何を食べたいか”を自由に選べる売場設計となっていた。
加えて印象的だったのは、「ありがとう」や「絆」「家族」をテーマにした
BGMによる“母の日らしい温かい空気感”の演出。
「次の母の日、どう仕掛ける?」
2026年の母の日商戦から見えてきたのは、
「安心して選べる特別感」へのニーズの強さだ。
その中で重要になるのは、
■定番商品の安心感
■少し新しい食べ方提案
■館内放送やBGMによる感情訴求
を、どう組み合わせるか。
次の母の日商戦では、
家族を大切にしたいという気持ちを高めながら、
定番で安心させつつ、“少し新しい”提案を加えることで購買を後押しできるか。
そこに、次の母の日商戦を伸ばす鍵が隠されているのかもしれない。
BRINGは、
市場動向 × 現場観察 × 実行力で、
次の一手を共に考えます。
まずは、「背中を押す役割ができたか」を振り返ることから。
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“次の一手”を見つけるための、現場起点リサーチ
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「イベント感が出せなかった」「若年層への訴求が弱い」など、現場の声を丁寧にうかがいます。
2.競合・自社の売場を店頭調査
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