小売の「頭脳」をつくる。“RETAIL BRAIN”とは何か
これまでのコラムでは、
販促、販売計画、集客、そして人材と、
小売業のさまざまな課題に対して、多角的な支援の実例をご紹介してきました。
そうした取り組みを進めるなかで、
もう一つ、大きなテーマとして見えてきたのが、
「本部業務のあり方」です。
商品部や販促部では、
日々膨大なデータをもとに、 販売計画や販促計画を立てています。
そこでBRINGが開発したのが、新サービス
「RETAIL BRAIN」です。
今回は、その全体像についてサービスの発案者Sがご紹介します。
新サービス始動
RETAIL BRAINを一言で表すと、
「小売本部の意思決定を支える仕組み」です。
AIを使ってPOSデータや市場データ、天候、トレンドといった外部要因を整理し、
商品部や販促部が行っている販売計画や販促計画を
より短時間で、より整理された形にしていくことができます。
これまで人の手で時間をかけて行っていた業務を、
一定の精度で短時間にアウトプットできるようにしたサービスです。
単なる効率化ツールというより、
本部で考えたことを、実際の計画に落とし込みやすくするための土台です。
RETAIL BRAINに込めた想い
「RETAIL BRAIN」という名前には、
小売業の“頭脳”として、意思決定を支える存在でありたいという想いが込められています。
“BRAIN”は英語で頭脳を意味しますが、
その言葉の中には「AI」という文字が含まれています。
人の経験や知見と、AIの力。
その両方を掛け合わせながら、単なるツールではなく
現場での判断を支える存在でありたい。
そんな役割をこの名前に重ねています。
ロゴにも、その考え方を反映しています。
カラフルに描かれた“脳”は、さまざまな情報や視点が 組み合わさることを表現しています。
さらに、「i」の点部分でもある小さな▲(三角)は、
そこから新しいアイデアが生まれる瞬間、
次の一手につながるひらめきのイメージを重ねています。
単なるデータ処理ではなく、 新しい発想や考えるための材料を整理し、
次の判断につなげる存在でありたい。
そんな想いを、名前とロゴの両方に込めています。
現場に寄り添えなければ意味がない
RETAIL BRAINは、
POSデータだけでなく、家計調査、市場データ、天候、トレンドなど、
さまざまな情報をもとに販売計画を組み立てていきます。
どのカテゴリーを強化するのか。
どの週にどの売場を強化するのか。
どの商品を重点的に見せるのか。
そうした判断に必要な情報を整理し、
販売計画としてアウトプットしていきます。
これまで時間をかけて行っていた業務・作業が、
一定の完成度で短時間に形になることも特徴の一つです。
そして最大の特徴は、小売本部経験者の知見を活かし、
小売業の実務に合わせて設計されていることです。
一般的なAIは、幅広い用途に対応できる一方で、
出力される内容が抽象的になりやすく、
そのまま現場で使うには、さらに整理や判断が必要になることもあります。
一方、RETAIL BRAINは、
小売本部が販売計画や販促計画を立てる実務を前提に設計されています。
そのため、
必要な情報が、次の判断や行動につなげやすい形で整理されて出力されます。
つまり、
「小売の現場で次の一手を考えやすい形で返ってくる」ということです。
ここに、RETAIL BRAINの価値があります。
こんな悩みを抱える本部業務に
実際に現場で多く聞くのが、こんな声です。
■販売計画が属人化している
■本部の意図が店舗まで落とし込みきれていない
■POSデータを活かしきれていない
■業務の生産性を高めたい
RETAIL BRAINは、特にこのような課題を持つ企業様に向いています。
本来であれば、 バイヤーや担当者は、現場を見たり、商談をしたり、
より付加価値の高い業務に時間を使いたいと思うことも少なくないはずです。
しかし実際には、
多くの時間がデータ整理や資料作成に費やされています。
また、本部の中でも、
販促、商品、店舗運営で見ている数字や前提が全体で揃わず、
会議のたびに各部署の調整が必要になることも少なくありません。
RETAIL BRAINは、そうした業務を支えることで、
本来やるべき生産性の高い仕事に集中できる環境をつくるためのサービスでもあります。
よりよい売場づくりを支える、新しいかたち
RETAIL BRAINは、
単なる効率化ツールではありません。
小売本部の意思決定そのものを支え、
より良い売場づくりにつなげていくための“頭脳”です。
販促、販売計画、そしてその先の実行まで、
本部の判断がきちんと現場につながっていく。
そのための土台として、これから育てていきたいと考えています。
次回は、このサービスがどのような課題から生まれ、
なぜ開発に至ったのか——その背景をご紹介します。
BRINGは、小売店の未来型経営を支えるパートナー

BRINGは、小売店サポートのプロ。
ストアコンディションアップは、単なる店舗改革ではありません。
“人の想い”と“データの力”を掛け合わせ、
地域の日常をより安心で、より心地よい時間に変えていく——。
小売店の変革を、現場とともに形にしていきます。
少しでも気になった方はコチラからお気軽にご相談ください!

ストアコンディションアップ事業部
Y.S
流通小売業界で20年以上にわたり、商品部・販促部・店舗運営部をはじめとする営業の中核部門を経験。
加工食品、菓子、酒、米、日配食品などの主力カテゴリを中心に、PB開発、仕入戦略、販促施策、カテゴリーマネジメントを推進。
さらに、物流再構築や人材事業の立ち上げ、業務請負スキームの構築にも従事し、売上・利益の改善と組織最適化に寄与。
BRING入社後はその知見を活かし、ストアコンディションアップ事業を立ち上げ、責任者として従事。
地域の食品スーパー・メーカーに対し、売場改善、販促設計、業務改善、人材活用、AI活用など多面的な課題に対し、
実行フェーズまで伴走する支援を実施。
特にBRINGでは、全社横断での実行設計と現場運用を通じ、
「仕組みづくりで成長を回し、現場で再現させる設計力」を武器に、再現性と実行力を両立した支援を展開しています。

