お客様との距離感を近くする 、 駐在という働き方 BRINGリレーコラムCase8
BRINGの理念実現コラムも8回目。
今回は、現在客先企業様へ駐在しているKが担当させていただきます。
駐在中だからこそできる関係性の構築や、お客様の「やってみたい」を実現するため、現在挑戦中の新しいチャレンジについてもお話しします!
駐在という働き方
「駐在」というと海外転勤などでの駐在が思い浮かびやすいかもしれませんが、日本国内でも駐在という働き方があります。
私の場合は、BRING社内ではなく、クライアント企業様に毎日出勤しています。
もちろん、BRING社内に出勤する場合もありますが、基本的にはクライアント企業様へ出勤してお客様の声やご相談をリアルタイムに聞きながら日常の業務を進めており、自社に通勤する営業スタイルとは全く業務が異なります。
一般的に大多数の営業は、定期的にクライアントへ訪問したり、電話やメールなどオンラインツールで連絡を取り合うことがほとんどです。
このやり方でも、もちろん営業業務は支障なく行えますし、大きな成果も生み出せます。
では、なぜBRINGは駐在という働き方を選んでいるのでしょうか?
それは、BRINGの理念実現に基づいています。
「お客様の真のパートナーであること」
駐在という働き方は、社内の内線やすれ違った時、もっといえば、同じ事務所内で少し歩いただけで声をかけられます。
一緒に過ごしたり、話す機会が圧倒的に多いので、距離感が一般的な営業と全く異なり、真のパートナーを目指しやすいのが駐在なのです。
BRINGでは、お客様の真のパートナーになるために、「こんなことできる?」「そのうちでもいいからやってみたいんだよね」というような、曖昧な段階からの相談も日常的にしていただける距離感を大切にしています。
駐在先により違う求められる仕事
私がBRINGに入社してから、現在の駐在先は2社目です。
同じ駐在という働き方でも、1社目と2社目とでは求められる仕事が違います。
1社目:キャンペーン関連業務を幅広く
最初の駐在先では、某大手グループの懸賞キャンペーンなどを幅広く担当させていただきました。
キャンペーン事務局の立ち上げから、応募はがき等販促物の制作、キャンペーン専用のホームページ制作、応募はがき・個人情報の管理など。
年間約20回開催されるキャンペーンをすべて担当させていただきました。
2社目:日々使用する店内POP制作・販促補助
現在の駐在先では、日常的な店内POPをハロウィンやクリスマスなど季節に応じて制作。
写真は、売り場に設置するPOPのラフデザインです。
さらに、新店立上げ・改装・閉店など、店舗ごとのイベントに合わせて販促物の制作から売り場への設置までを任せていただいております。
そのため、駐在先の売り場の方々との協力や、一緒にPOPの取り付け作業をするシーンもあるので、1社目の駐在先と業務内容や求められる仕事が違うのです。
つい先日も、「こんなことをやってみたい」が実現したことがあります。
それは、「店内放送で今のおすすめをリアルタイムにご紹介したい」というご相談でした。
この店内放送を実現させるにあたり、他の何社かも含めてプレゼンしたのですが、嬉しいことにBRINGが担当させていただくことになったのです!
じつは店内放送は初めてでしたが、それでも企画が通ったのにはわけがあります。
担当の方にどんな店内放送をしたいのかを聞いて、比較的頻繁に収録が必要で、各売り場のバイヤーが直接おすすめを紹介するというビジョンが見えてきました。
そこで、コンパクトに頻繁に実施しやすい簡単な収録、台本もプロに頼むのではなく、バイヤー様自身に書いていただくということにして、新たに費用をいただかずに挑戦しましょう!というご提案をしたのです。
実際の収録現場がこちら。
こんなにシンプルな環境で収録しています。
じつは、新たな費用をいただかずに始まった挑戦ですが、リアルタイムにおすすめが伝わりやすいと好評をいただきまして、正式に費用をいただく新規のお仕事として受注が決まったのがつい先日。
自分の新たな挑戦が認められた実感が嬉しくもあり、費用をいただくからには今までよりもより効果的な放送を目指さねばと気合も入ります。
そのためご来店中のお客様の耳に届きやすいように、プロにお願いしてラジオのオープニングのようなタイトルコールを入れることにしました!
これからパワーアップした店内放送を、お客様に聞いていただくのが楽しみです。
駐在に向いているのはこんな人
これまで、私の駐在経験をお話ししてきましたが、駐在をするうえで重要なことがあります。
それは、自分や自社よりも、駐在先の仕事を優先することです。
例えば、「ちょっとこっち来て聞いてほしいんだけど」「今ちょっといい?」というような気軽なお声がけから始まる仕事も多くあります。
そのたびに自分の仕事や自社を優先していたら、自社勤務と変わらなくなってしまい、駐在している意味がありません。それこそ、場所だけいただいていることになってしまいます。
また、「人の話を聞くこと」も重要です。
人の話を聞けて、仕事に対して近い距離感・目線を持てる。
これが駐在という働き方に求められることです。
さらに自社チームとの連携も重要なので、駐在先と社内の窓口として、駐在先企業様の想いを社内に正確に伝えることも重要なので、コミュニケーション能力は必須です。
自社と駐在先企業様、両者を繋ぐ重要な役割は、やりがいも多くあります。
駐在という働き方、イメージしていただけましたでしょうか?
働き方の選択肢が多くなってきた中で、こんな働き方にも興味を持ってくだされば嬉しいです。