お店の個性を伸ばす?.2
前回、私たちはお店を見ることで、お店の個性をとらえることが得意だというお話をしました。今日は、それがバタラクとどう関係するのか、という話をしようと思います。
それぞれのお店の個性が違えば、バタラクの活用方法はおのずと異なります。私たちはバタラクを使って、そのお店の強みを生かすのか、弱みを補うのか、を考えるからです。
すなわち、それぞれの強み、弱みが異なると、当然活用方法は異なるというわけです。
例えば、商品一つ一つを丁寧に紹介しているようなお店では、ライブやインタラクティブというバタラクの長所を生かして、もっと商品の良さが伝わらないだろうか?と考えます。
生産者さんやバイヤーさんに出演していただき、商品のこだわりを伝える生ライブなどを実施し、紙では伝わらない”熱”とともに商品の良さをお伝えしてもいいかもしれません。
また、お魚コーナーを徹底的に強化しているお店に関しては、アバターという親しみやすいキャラクターを活用して、若い層へのアプローチを強めるのもいいかもしれません。
1日3回鉢巻をしめ、胴長靴をはいた親しみやすいキャラクターにお魚クイズのようなイベントを交えて呼び込みをしてもらう。
あわせて、親御さんに向けて、朝=丸魚の鮮度の解説や、昼=お刺身を使った子供向けメニューの提案、夕方=冷凍魚を使ったお弁当メニューの提案をする、といったこともできるかもしれません。
また、オペレーションの軽減を徹底的に行うお店では、サイネージとして活用し、ポスター取り付け作業を軽減するという考え方もあるかもしれません。
このように私たちは、48年間売場を見てきた知見とバタラクといった新しいテクノロージーを組み合わせ、お店の個性を生かすためにバタラクが活用できるのではないかと考えています。