COLUMNコラム

人だからこそできるコミュニケーション?

人だからこそできるコミュニケーション?

弊社の対面接客もできるサイネージ「バタラク」を展示会などで紹介していると、
時折「会話ができるだけ?」と聞かれることがあります。


たかだか会話、されど会話。
私はその会話の質が大切なのではないかと考えています。


例えば、腰痛改善のために腹筋をしようと思い
「腰に負担のかからない腹筋」と検索しました。
その通りやってみると、痛かった。
よくよく専門家の方と話していると筋力が弱すぎて、
その方法さえ適さない筋力だということがわかりました。
そして、腹筋以外にも筋力アップの方法があることを教えてもらいました。


悩みやほしいものが明確であれば、自分で検索することもできるかもしれない。
タッチパネルで一問一答に答えながら、回答を導き出せるかもしれない。
また、おススメとして自動的にあがってくるように設定できるかもしれない。
でも、それは悩みやニーズが顕在化できていることが大前提なのです。


まったく気づきもしないところから、課題を見つけ、
解決方法を提示してくれるのは、まだ人間にしかできないことだと思います。
“人”が介在する「バタラク」というシステムは、
人しかできない高度なコミュニケーションを必要とする場面にこそ
必要なシステムだと思います。

下田 薫菜

株式会社BRING 循環テクノロジー推進室 副室長

下田 薫菜

大手スーパーや、ローカルスーパー、コンビニ、ホームセンターなどを中心に戦略の立案から売場着地までのトータルで支援しつづけてきました。これまで見てきたお店は2000店舗以上。おしゃれなお店よりも地域の人に愛されるお店を好み、お客様とお店の距離感を重視してお店を見てきました。お困りごと、ご相談ごと、スーパーのことをお話ししたいという時には、ぜひ、お気軽にお声かけください。