COLUMNコラム

メタバースオフィスに入ってみた。

メタバースオフィスに入ってみた。

ここ最近、展示会続きでした。来場する側ですが。
一緒にお仕事できる企業様を探しにリアルの展示会に出向いていました。
出展企業の中で、目立ったものとして、
メタバース、AR/XR、DXツール関連などが挙げられるかと思います。
コロナ前にはまだまだ遠い存在だったメタバースが、昨年は様々なメディアで騒がれるようになりました。
さて、今年は・・・展示会では多くの企業がメタバース関連の事業で出展しており、
メタバースが実用的で、身近な存在に感じられてきました。


・・・といったところで、突然ですが、弊社のメタバースオフィスができました!
入室して「オフィス内を散策してみた」の感想をお伝えしたいと思います。
メタバースの知識『平均』レベルの一般消費者のケーススタディとして見ていただければ。
まずは、メタバースオフィスに入るために「cluster (クラスター)」アプリをダウンロード。
後々、お客様に商談中にお見せしたり、触ってもらったりすることを想定して、スマホにダウンロード。
さて、オフィスはどこにあるんだろう?プロジェクトメンバーに聞いてみると「あ、URL送っておきますね。」。


いただいたURLから、いざ入室。 せっかくなので自分のアバターも作りました。
かわいいほうがいいかな?自分に忠実な方がいいかな?このようにどんなアバターを作ろうか考えるのも楽しみの1つなのだと思いました。
デフォルトのお洋服は少ないし、個性を出そうと思うと、アイテムが欲しくなる気持ちも理解できた気がしました。
オフィスに入ったはいいが、どうやって動かすのだろう・・・。
ゲームが苦手な私は動かし方がわからなかったので、PCで「クラスター 操作方法 」と調べながら動かせるようになりました。
表情が変えられることも、手を振れることもわかりました。
別のスマホから、別のアバターで入ると、追いかけっこもできます。
チャットもできるし、ボイスチャットできます。せっかくなので記念写真撮りました(笑)。

 

感動。きっとレアな人に遭遇して写真を撮影してコレクトするといった楽しみ方もするのだろうなと思いました。
少しの時間使用しただけですが、スマホがアツアツになってしまい、
メタバースを長時間使う場合は、スマホをグレードアップするというような消費行動も発生していそうです。
と、15分程度のメタバースオフィス散策でしたが、メタバースの楽しさが少しわかった気がします。


社内にて、メタバースオフィスプロジェクトが始まったのが、2月末頃。
そこから担当に分かれ、幾度となくミーティングを重ね、わからないことは調べながら試行錯誤をしながら、今の状態に到達しました。
実は、驚くことに、協力会社さんの手は一切借りておりません。

社内のリソースだけでここまで完成したことを考えると、プロジェクトメンバーの成長を感じ、感心しました。
これまでに研究のためにいくつかのメタバース空間に入ってみましたが、
動作的な面ではロブロックスと比べると、動作が限られている気がします。
絵面的な面では、リアリティを追求しようとしたら、アンリアルエンジンで作ったほうがいいのかもしれない。


機能的としても、もっと付加できるものもありと思うし、
お客様にとって有意義なメタバース活用の提案ができるように、プラットフォームの特製や機能をもっと研究してまいります

下田 薫菜

株式会社BRING 循環テクノロジー開発本部 部長

下田 薫菜

大手スーパーや、ローカルスーパー、コンビニ、ホームセンターなどを中心に戦略の立案から売場着地までのトータルで支援しつづけてきました。これまで見てきたお店は2000店舗以上。おしゃれなお店よりも地域の人に愛されるお店を好み、お客様とお店の距離感を重視してお店を見てきました。お困りごと、ご相談ごと、スーパーのことをお話ししたいという時には、ぜひ、お気軽にお声かけください。