COLUMNコラム

〇〇じゃない方の「格」

〇〇じゃない方の「格」

弊社がご提供しようとしている
アバター・コミュニケーションサービスは
世の中の
こういうところに利用できます!
という文脈整理をする時、
思い浮かぶ言葉がいくつかあります。

 

「格差社会」

所得格差、教育格差、地域格差…
調べたらすごい数になりそうですが、
これくらいならすぐ出せるほど
よく聞く言葉ですよね。

それにしても「格差」って
イヤな響きの言葉じゃありません?
なんでこう、線で引こうとするのか。
いや「格」って何!?

それとも線を引くことで、
自分はそうじゃないと思いたい、
そういう気持ちの現れがあるのかな?

 

話は変わりますが、
このところのインフルエンサーの傾向は
「人柄重視型」なんだそうです。

以下、引用です。

 

 

TikTokの支持層と言われる「Z世代」。
(端的に言えば25歳前後より若い世代)
そのZ世代が支持するコンテンツの潮流も、
見た目から中身に変わっている。
格差が招いた、または
浸透した言葉がもたらした
「マインド変化」の現れ
なんだと思ってます。

 

なんか気になってきたので
ちょっと調べました、格という字。
地位や身分を表す字だそうです。
では格のつく、人間自体を指す言葉は...

 

骨格

体格

人格

性格

厳格

品格

風格

...

 


あれ?


最初の二つ以外
「中身」に関する格ばかりだな。
「地位の方の格」の差ばかり
スポット当たるけど、
「中身の方の格」が感じられるような
機会やツール、
もっと世の中にあっても良く無い?

 

 

アバターに格はありません。
アバターの中に入ってしまえば
地位や身分は無意味でいいと思います。
少なくても現時点の弊社の考えでは。

見栄えのいいアバターは作れますが
見た目と個性に強い結びつきが発生し、
結局格差が付きまとってしまう。

 

逆に言えば
アバターで見せることができる
「格の違い」があります。
「中身の方の格」を活かせる場所、
アバター・コミュニケーションで
提供できればと思っています。

 

石川 淳

循環テクノロジー推進室 室長

石川 淳

1.カタいとか、ムズカしそうとかよく言われるのは、眉毛の角度のせいだと思っています。
2.くだらないと言われがちな動画ほど、難しく見る傾向があります。